Booth B5 12
Beyond France- ハンガリーの素朴さをデザイン雑貨EXPO 2008へ
「ビンテージリネンと言えばフランス」と思っていませんか?Beyond Franceは、ハンガリーの地方の各家庭で、ひとつひとつ手織りで作られたビンテージリネンを日本の皆様に紹介します。1940年代までに作られたこれらのリネンは、素朴でナチュラルなものから、刺繍入りや手染めのものまで、様々な種類がございます。
Beyond Franceを設立したモード・ロンバーグは、ヨーロッパ製のテキスタイルを勢いのあるビジネスへと展開させました。モードは元々、フランスのアンティークを専門にしていましたが、現在では古くから伝わるテキスタイルを求めて英国やハンガリーを拠点にしています。ハンガリーは昔、家族もしくはコミュニティーで自給自足の生活をしていました。衣類や農具類、家庭用のテキスタイルはアマ(リネン)が多く用いられていましたが、そのリネンを育て、栽培し、手織りするのは女性たちの仕事でした。モードは、女性たちが丹誠を込めて作ったこれらのリネンを現在に生かすため、1週間の時間をかけて水に浸してしみなどを落としてから丁寧に洗い、アイロンがけを行います。
このような手順を踏み生まれ変わったテキスタイルは、現代の家庭で再び利用されるのです。荷馬車の覆いとして使われた布地はベッドカバーや少し大きめのテーブルクロスとして、穀物や小麦粉を入れていた袋はおしゃれなベンチクッションとして、そしてリネンは装飾、またはカーテンとしても最適です。Beyond Franceは、英国の古い町並みに建てられた家や地方の農家、海辺のコテージなどで依頼がある場合、インテリアデザイナーや内装業者とも協力して作業をします。またBeyond Franceは、ナチュラルリネンがよく似合う、格調高いスウェーデン古典様式で有名なスカンジナビアの仕入れ業者とも取引をしています。
モードはナチュラルリネンだけでなく、リネンの染色にもこだわりました。(実際、60年代に建てられた英国にある彼女の家は、ピンク、ライムグリーン、オレンジ色が施されています。)リネンに様々な色を取り入れることは、彼女にとって不可欠だったのです。「ハンガリーらしさ」を生かすため、伝統的な方法で藍染めをする2人の職人がリネンを手染めし、100年以上も昔から使われてきた版木を使って、美しいバラの模様や水玉模様をつけていきます。かつてハンガリーには200人もの藍染め職人がいました。色の種類は、花びらのピンク色から生け垣に咲く紫の花の色まで様々です。このようにひとつひとつ手で織られ染められたリネンは、それぞれの色合いが異なり、どれをとっても他と違うユニークな作品です。
モードはデザイン雑貨EXPO 2008に出店するため、ビンテージのテキスタイルや伝統的なプリント模様、手染めの色からインスピレーションを受けて作られたクッションやバッグ、アクセサリーなどのコレクションを特別に用意しました。日本には、独自の藍染めの歴史や、古さとユニークさを大切にする文化があります。モードは、デザイン雑貨EXPO 2008において、ハンガリーリネンの生産に欠かせない職人の手仕事を尊ぶ人々と共に、ビジネスを展開させるチャンスを作りたいと考えております。
Design Expo 2008 website |